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こんにちわ!ラーテルです。

レイソルサポーターのみなさん、やりましたね!

昨夜のACLプレーオフ「対ムアントンユナイテッド戦」は、本当に久しぶりにレイソルが「快勝」してくれました。

W杯イヤーということで、通常よりも1か月ほど早いチームの始動。1月11日からスタートした指宿のキャンプを終えた選手たちが、一体どの程度のコンディションでこの試合に挑むのか、不安に思われていた方も多かったと想像しますが、そんな不安を吹き飛ばすように選手たちは本当に躍動してくれました。

そして、今シーズンからチームに加わった選手たちにも出番が与えられ、それぞれがレイソルのサッカーにフィットすることを意識した上で、質の高いパフォーマンスを見せてくれたことは、何よりの収穫にもなりましたね。

AFCのスタジアム規定で柏熱地帯1Fとビジターゴール裏での観戦が出来ないことでいつもと少し違う雰囲気の日立台でしたが、集まった6,000人強のサポーターにとってはそんなことは全く関係なく、シーズン最初の公式戦で新しいレイソルの逞しい姿を見ることが出来ましたし、さぞかし満足感に満ちた水曜日を過ごしていらっしゃることでしょう。

私も今シーズン、ホームゲームでは皆勤賞を狙っていますので、そのしょっぱなの試合が素晴らしい内容だったことで、さらにモチベーションが上がってきましたよ!

では、昨夜の試合の出場選手について、独断と偏見を大いに加味した通信簿をつけてみたいと思います。

ACLプレーオフ 対ムアントンユナイテッド戦 レイソル選手別通信簿

GK 1 中村航輔 ☆☆☆☆

前半と後半に一回ずつ訪れた1対1のピンチでは、まさに「残念、そこは中村航輔」たるプレーで見事にゴールを死守してくれました。GKとしてはなかなか集中力を保つのが難しい試合だったかも知れませんが、もう航輔には貫禄が備わってきている。そんな印象を持つことも出来ました。ただ、試合前のアップでピッチに現れた時には、間違えていつも通り柏熱地帯の方に向かって走りかけていた姿も。そこは初々しかった。

DF 4 中谷進之介 ☆☆☆☆

昨シーズンの終盤は負傷したことがきっかけになって鎌田次郎選手にそのポジションを奪われてしまった進之介。久々のスタメンとなりましたが、特に1対1の対応について非常に成長の跡が感じられました。相手との距離を詰め過ぎず、空け過ぎず、非常にいい間合いで対処出来ていましたね。そして何といっても後半に訪れたあの大ピンチ。触った航輔も凄かったけれど進之介のカバーリングは完璧でした。

DF 5 中山雄太 ☆☆☆☆

なんというか、本当に落ち着いてプレーしていましたよね。そして進之介と同じく1対1の駆け引きが進化したように感じました。後半には「マルセイユルーレット」ならぬ「龍ヶ崎ルーレット」まで披露してみせて、レイソルCBの技術力の高さをまざまざと見せつけてくれました。レイソルのビルドアップは中山雄太にかかっている!

DF 13 小池龍太  ☆☆☆☆

相対するティーラトンに攻撃面での良さをほとんど出させず、いつも通りの安定した守備能力を発揮した上に、攻撃面においても完全にムアントンの守備陣を混乱に陥れていましたね。

小池龍太が右サイドを駆け上がってくると、大抵大きなチャンスに繋がります。ポルトガルで覚醒しているいとこがいることも大きな刺激になっているんでしょうね。

DF 3 ユン・ソギョン  ☆☆☆

ソギョンも昨秋の大宮戦での負傷以来、久しぶりに出場となりました。何度かソギョンらしい「ポカ」もありましたが、やはりあの対人能力の高さには「韓国人選手」らしさが感じられますよね。攻撃に加わる場面では質の高いアーリークロスも何度かありましたし、最後の最後で純也も決めてくれました。レイソル移籍後初アシストかな?ソギョン

MF 7 大谷秀和  ☆☆☆

やはりキャプテンがピッチにいるとそれだけで安心感を与えてくれますね。ムアントンがあまり中盤でボールを持つスタイルのチームではなかったので、どうしても大谷、ボギョンの2人はスピードに乗りかかっている相手とぶつかり合う仕事が多くなってしまいました。ただ、今シーズンもやっぱりキャプテンはこの人をおいて考えられません。

MF 15  キム・ボギョン  ☆☆☆☆

ボギョンはこのチームの中で、もしかしたら一番サッカーのことを良く分かっているんじゃないか。彼のプレーを見れば見るほど、そうした思いが強くなっていきます。そしてとにかくどこにでも顔を出すあのタフさ。激しいプレーを見せる一方で、本当に気の利いた相手どころか観客の裏をもかく抜群のパスセンスも見せてくれました。次の試合では古巣相手にゴールを奪ってゆりかごダンスして欲しい!その為の舞台は完璧に揃っているよ、ボギョン!

https://twitter.com/3110mifo/status/958361928866308096

MF 10 江坂任 ☆☆☆☆

いい選手であることは分かっていましたし、新たに背番号10を背負うのも当然といえる実績も残している選手だとも思っていました。しかし、これほどまでにレイソルにはまってくれるとは!味方ゴール前から相手ゴール前まで運動量も豊富でしたし、初ゴールを奪えなかったのは「たまたま」でしょう。あとは指先ならぬ足先の感覚が通常営業になってくれれば、ゴールを量産してくれそうな気配すら感じました。いい選手が来てくれて嬉しい! 「ナイスパス」とウインクする色男が来てくれて嬉しい!

MF 14 伊東純也 ☆☆☆☆☆

この試合で唯一五つ星つけさせていただきます。伊東純也選手!1得点2アシストという結果は勿論ですが、何だか純也選手、少し上達してませんか?スピードに乗ったドリブルにテクニックが上乗せされているように見えました。お客さんが呼べる選手になってきましたね~純也選手!

FW  9 クリスティアーノ  ☆☆☆☆

正直前半は「クリスまだ上がってきてないなぁ」って思って見てたんです。珍しく疲れているようにも見えましたし、細かいタッチミスも目につきました。それでも後半2得点してしまうところが「ミスター規格外」クリスらしい!江坂とのコンビネーションも目下構築中といったところでしょうが、クリスも攻撃のタレントが新たに加わったことで、楽しんでいるようにも見えました。

FW 20  ハモン・ロペス  ☆☆☆

クリス同様、ハモンも若干タッチミスが目立ちました。ただ、何ていうか試合に挑む姿勢、闘争心みたいなものは、試合を重ねる度に強くなっていってるように見えます。ディエゴがいなくなって「俺がやらなきゃ!」って思いもあるのかな?

交代出場選手

FW 18 瀬川祐輔

「爪跡残さなきゃ」という強い情熱を感じました。大丈夫、チャンスもらえるよきっと!

MF 8 小泉慶

大谷に代わっての出場でしたが、小泉が入ったことでムアントンの7番ヘベルチの自由を奪えました。本当に地味な選手ですが、今後スタメンを奪う可能性も十分あるんじゃないでしょうか。

DF 39 亀川諒史

おそらくボールに関わったのは2度くらいしかなかったはずですが、自信を持って堂々とプレーする選手だなぁと思いました。頭っから見て見たいですね。

今年も強いぞ!レイソル

と、ツラツラと星を付けつつ書いてきましたが、いや~今季のレイソル、相当いいんじゃないですか?

新加入の選手も含めて、既に「チーム」になっていますし、細かい部分ではまだ課題もあるんでしょうけど、これから試合を重ねていくことで、J1開幕の頃にはかなり出来上がった状態での戦いを見せてくれそう。

そして、ACL本戦に進めたことで、サポーターもそうですけど選手たちはさらにやる気出ちゃったと思うんですよね。

いや~本当にワクワクが収まらないわぁ。

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