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こんにちわ!ラーテルです。

みなさん!昨日の代表選はもちろんご覧になられたと思いますが、見せてくれましたね!2人とも!

私は第1試合の中国対韓国戦から味の素スタジアムへ行っていたんですが、レイソルサポの方々も昨日は結構いらっしゃっていました。

試合自体はかなりお寒い内容でしたが、だからこそ航輔の大活躍も見られましたし、純也も早い時間から出場してくれました。

2人の躍動については、もういろいろな所で話題になりまくっていますので、私は昨夜の味スタで感じた雰囲気について書いてみたいと思います!

代表初心者による低調な試合

今回の日本代表チームは全員がJリーグでプレーしている選手たちで構成され、その中の数人を除いてはほとんどの選手が「代表初心者」といってもいいメンバー。

それだけに、どういう試合を見せてくれるのかについては未知数でしたが、想定していた「最低ライン」に限りなく近い戦いぶりとなりました。

一緒に練習する時間もわずかしかありませんでしたし、チームとして機能しているとは言えないような出来。

第1試合がシーソーゲームで、互いの力を発揮しているように見えていた分、味スタの盛り上がりもイマイチ。

特に前半は、金崎が前線でいつも通りにガチャガチャやってるのが妙に「浮いて」見えるほどにチーム全体から「気迫」みたいなものも感じられませんでした。

長いシーズンも終わって、レイソルの2人以外はもう天皇杯もありませんから、コンディション的にも難しい時期だったのかもしれません。

カップルの体温すら高めた航輔のビッグセーブ

ただ、そんな中で中村航輔くんは実にイキイキしていました。

本来ならGKが目立つ試合は劣勢ということですから、あまり歓迎すべき展開ではないのですが、正直言って航輔のセーブシーンくらいしか盛り上がり場所がない。

しかも「あ!やられた!」っていうのを何本もキレイに止めるもんですから、スタンドのあちこちから「中村航輔ってすげえな」なんていう声も聞こえてくるようになりました。

特に左からのクロスを頭で合わせられたあのピンチ。私の後ろで見ていたカップルの男性は、あまりに凄いセーブだったからか初めはシュート自体が枠を外れたと思ったようです。

ビジョンに何度も映し出されるリプレーを見て「え!マジか、、触ってるよ。あいつすげぇな!!」と大興奮しています。あまりに退屈でチョコチョコ眠ってしまっていた彼女の方も「あのキーパーの人、大活躍だね!」と徐々に乗ってきています。

とにかく仕掛けた純也

高萩に代わって純也が出てきた時も、カップルの男性はかなり興奮していました。

「あの14番、マジですげえ上手いから。見てな」と何やら知った風です。

そして、純也くんも本当に昨夜は果敢でしたね。

クリスもいないし、龍太もいないし、ずいぶん勝手は違ったはずですが、まあ強気に仕掛ける仕掛ける。

北朝鮮の選手も投入直後は純也の速さを分かっていませんから、不用意に勝負にのってきます。

途中からは「こいつ、やべえヤツだわ」とばかりに、純也がサイドで持つと2枚ぶつけて来たりしてましたが、まあ純也が入ってから日本の攻撃は格段に活性化しました。

後ろの彼氏も「すげえや、伊東純也すげえ」と興奮しきり。

私はそれを聞きながら「キミが今晩すげえと言った2人の選手は、2人とも柏レイソルの選手なのだよ」と妙に嬉しい気持ちに。

味スタを魅了したレイソルの2人

試合はアディショナルタイムのゴールで日本が勝利するという展開にはなりましたが、昨夜の味スタを魅了したのは間違いなくレイソルの2人の選手でしたね。

ただ一方でこうも思いました。

航輔も純也も今日くらいのパフォーマンスはJリーグでいつも見せてるんだけどなぁ。

私はJリーガーが必ずしも「日本代表」でプレーすることだけを目標にする必要はないと思っています。

もちろん「日本代表」の肩書がある選手達はおしなべて年俸も知名度も高い。

でも「日本代表」もチームですから、選手によってはその特性が必ずしもチームの目指すベクトルに合っていないケースもあるわけです。

ただ、昨夜はこうも思いました。「決定的な特徴をもった選手は、その選手がチームの戦術にもなってしまうんだ」と。

少なくとも昨日の試合ではレイソルの2人はそんな選手であったと思います。

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