
サポーターとはこんなにも毎週のように辛い思いをするものなんであろうか。
雨が冷たいよ。冷たすぎるよ!
こんにちわ ラーテルです。
内容は決して褒められたもんじゃなかった。だけど、あの時間帯までは1-0で勝っていた。今週は勝ってたんですよ。
なのにどうだ。その数分後、黄色いポンチョを着た人たちの落ち込み具合といったら大変なもんでしたよ。
雨でも真っ黄色なんすよ。透明のカッパ着ている人はカッパの上に黄色いユニを着てびしょ濡れですよ。
NACK5で落ち込んで、マリノスが勝った試合みて打ちひしがれ、今日ほど柏サポという道がこんなにも辛いのか、と実感した日でありました。
人生はままならず。サポの道もまた、ままならず。
そもそも、いろいろと「ままならぬ」日ではあったのです。
「俺たちの」クリスティアーノは出場停止、「俺たちの」大谷秀和は負傷欠場、「俺たちの」ラッパ部隊もいない。
雨降りやまぬ、そんなNACK5のゴール裏は試合前からコンコースも完全に「避難所」と化し、黄色いカッパを着た人たちで溢れかえっていた。
もう、スタグルに並んでいるのか、おしっこに並んでいるのか、その列のお尻がどこにあるのかも分からない。
しかし、そんな中でも小競り合いや諍いは全く起きない。そう、俺たちは家族なんだと思いましたね。
家族だからこそ、この「ままならない」状況も受け入れられる。あれが、人身事故で電車が停まってしまった駅のホームであったら、駅員は大変ですよ。
そして、家族だからこそ、アディショナルタイムに追いつかれ勝利を逃すという「ままならぬ」事象が降りかかっても「それを受け入れなくてはいけない」のだと強く思った。
「ままならぬ」状況を受け入れてこそのサポーターなんだと思う。
だって、こんなに悔しくて辛い思いしてるのに、4日後には等々力へ行って、週末には日立台に集まるんですよ。そこには「こういう時こそサポーターが・・・」なんて強要されている感じ全くありません。
『全ての結果を受け入れる覚悟はありながら、「ままなる」試合を期待する。』
これがサポーターの姿ですね。
ドローゲームに見られる一瞬の「勝者感」と「敗北感」
それにしても、あんなにもキレイなフリーキックがありますか。
私がいた位置からはマテウスが放った左足のキックの軌道もそれはそれはキレイに見えましたよ。ボールがゴールネットに突き刺さった時の水しぶきまでキレイに。
甲府戦のドゥドゥといい、札幌戦のジェイー宮沢といい、残留争いをしているチームがレイソルに対してファインゴールを決めてきますね。
追いついた大宮サポの喜びよう。
冷静に考えれば、大宮にとっても今日の引き分けは痛かったはず。だけども、0-1からの1-1は一瞬だけ「勝者感」が出ます。あの瞬間大宮サポは確実に勝者だった。
うちに帰って順位表をゆっくり眺めればすぐに醒めてしまう「勝者感」ではあるんですけど、スタジアムで「勝者感」を味わった大宮サポは、きっと来週大阪に行ってしまうんでしょう。
0-1から1-1に追いつかれた柏サポはスタジアムで「敗北感」を存分に味わいました。
あの誰もが絶句する空気。
コールリーダーたちはそんな中でもチャントを叫ぼうとリードしてくれるのですが、どうしても5秒くらいは絶句し立ち尽くしてしまいます。
立ち尽くしてるなぁ。この秋は
もうこうなれば、あとは自分の気力との勝負だ
https://twitter.com/jfa_tennouhai/status/919759881225363456
もうね、5位陥落ですよ。
優勝の可能性だけは残ったといっても、モタモタしているうちにマリノスとセレッソには追い越されてしまいました。
残り試合もあと4試合しかありません。
もうここからは「チーム状況」とか「ライバルチームの勝敗」とか、そういうの気にしていても仕方ない。
どちらも、私が何かしたからといって変わるものじゃありません。
だとすれば、あとは自分の気力と勝負していくしかないですね。
今年になって初めて柏レイソルを応援し出して、その道中にはいい時もあったし、今みたいに「ままならぬ」時もあった。
だけども、自分が「応援するぞ!」という気力を持てるか持てないかだけは、自分自身にかかっている。これだけは俺にしか決めることができない。
もちろん、最後まで応援しますよ。
来年、ACLで戦うレイソルを追いかけたいし、天皇杯の決勝を戦うレイソルも応援したい。
「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする」
これを敢えて
「サッカーは少年を大人にし、大人を真摯にする」
と充てて、更に強く真摯にレイソルを応援していきますよ!