サンバのリズムと読売クラブが最高にカッコよかった80年代

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こんにちわ!ラーテルです。

最近、ある動画をYoutubeで見つけ、妙なノスタルジーを感じていました。

動画のタイトルは「キミは読売サッカークラブを知っているか?

①~⑧までに分かれているこの動画集では、70年代~90年代初頭まで日本サッカー界を席巻した読売クラブの足跡が詳細にまとめられています。

読売クラブ。私たち世代のサッカーファンにとって、このチーム名には何とも言えない魅力をもった言葉として響いてきます。

日本サッカー界初のクラブチーム。実業団サッカー部で占められていた日本サッカーリーグにあって「異質」な存在でした。

それは、当時小学生だった私たちにも「カッコいい」チームとして認識されていましたし、間違いなく「憧れ」の対象でもあったのです。

 

読売クラブ そのサッカースタイル

1983年に日本リーグ初優勝を遂げた読売クラブ。その後93年のJリーグ開幕まで、その強さは一際際立っていました。

ジョージ与那城、ラモスといったブラジル出身選手と、下部組織出身の都並敏史、戸塚哲也、松木安太郎、大学で教鞭を取っていた加藤久、当時としては異例の移籍で東芝からやってきた川勝良一。その華やかなメンバーがくり広げるサッカーは他の実業団チームとは違い、短いパス交換によるコンビネーションで相手ゴールを陥れる、非常にテクニカルな戦い方でした。

私たちは、そこに「ブラジルサッカー」の香りを感じていました。

止める、蹴るといった基本的な技術の高さは勿論、時には汚いほどに激しく、時には相手をあざ笑うかのように華麗に、アウトローなムードもそこに加味されて、子どもたちが夢中になる要素を持ったチーム。

それが読売クラブでした。

 

読売クラブ サンバ隊の奏でるスタジアムのムード

読売クラブといえば、チームの個性をより際立たせていたのがサンバ隊による応援。

日本における「サポーター」の起源かもしれません。

当時、実業団チームの応援スタイルといえば、チアリーダーがいて、大太鼓がいて、マーチのような応援歌があって、、、今でいう「都市対抗野球」の応援と同じようなもの。

そうした他チームの応援とは一線を画し、サンバ隊が90分奏でるサンバのリズムは、チャンスになるとそのビートが細かくなったり、試合の流れとリンクしていました。

サンバのリズムに合わせ、吹かれるチアホーンの音は読売クラブが強くなればなるほど、その音量はどんどん大きくなっていき、数人が奏でているリズムがスタジアム全体に広がっていくあの雰囲気。

頭の中から離れないあのリズムを自分の中で刻みながら、私もよくボールを蹴っていたものです。

 

読売クラブ KAZUの加入で終焉へのカウントダウンが始まる

そんな読売クラブへブラジルから帰国した三浦知良(KAZU)が加入したのが1990年。

私が大学2年の時でした。

大学サッカーのシーズンオフになると、毎週のように国立競技場に読売クラブの試合を観に行っていました。

この頃の読売クラブには、武田修宏、堀池巧など、高校サッカーや大学サッカーで活躍した日本代表クラスの若手選手も加わっていて、数年後に控えたJリーグ発足を前にして、Jに参加表明していなかった本田技研のエース北沢豪、ブラジルでも一線級の選手として活躍していたホンモノの助っ人、トニーニョなどその後のJリーグで大活躍した実力者たちが集まっていました。

その人気は日本リーグでは群を抜いていました。というか、他の実業団チームでファンがいたのはこちらもスター選手が多く在籍していた日産自動車くらい。

それだけに「読売VS日産」の試合だけは観客動員も3万ほどあり、圧倒的な人気カードでした。

その流れをくんだJリーグが、歴史に残る開幕カードを「ヴェルディ川崎(読売クラブ)VS横浜マリノス(日産自動車)」にしたのは必然であったのでしょう。

ただ、今にして思えばこのJリーグ開幕で、読売クラブはその名前だけでなく、日本サッカー界における「カッコいい存在」という地位も全て失った気がします。

ヴェルディ川崎は、Jリーグ創世期には間違いなく強豪チームの1つでしたが、その輝きはどんどん色あせていった。

皮肉なことにJリーグの中でヴェルディ川崎だけが、その時代の流れに乗れていなかった。

いくらヴェルディ川崎がJリーグで優勝しても、カッコいい読売クラブの姿はそこには全く感じられませんでした。

 

東京ヴェルディに感じる悲哀

Jリーグにおいて、読売クラブを前身とする東京ヴェルディが、未だにJ2リーグに存在していることは、ある意味奇跡的だと思っています。

リーグ方針との足並みの乱れ、読売新聞という後ろ盾の喪失、度重なるクラブ名の変更に、その苦難の歴史が表れています。

東京という「アイデンテティ」を感じにくい地名をクラブ名に冠し、サンバのリズムも聞こえてこないスタジアム。

そんな東京ヴェルディには悲哀すら感じます。

あれほど先進的な試みをしてきた読売クラブが、時代の流れに乗るどころか、翻弄されていった事実。

「トッティ獲得」なんて子ども騙しを発案するフロントにも本当にがっかりしました。

強くなくたっていいから、「カッコいい」存在でいてくれよ!読売サッカークラブ!!!

あのサンバ隊はどこへ行ってしまったのだろう。

 

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