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こんにちわ!ラーテルです。

土曜日の「柏レイソル完勝余韻」が覚めやらぬ月曜日。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さすがにここまで来ると、メディアも柏レイソルの戦いぶりを無視できなくなってきているようで、様々な媒体で柏レイソルについての扱いが大きくなってきているように感じます。

ただ、我が家がとっている「東京新聞」の日曜日スポーツ面Jリーグ欄のトップは「浦和レッズVSサガン鳥栖」。

リーグの優勝争いにも、残留争いにも関係がないカードなのに、評論家の分析まで入った記事が掲載されていました。

「腐ってもレッズ」なんですかね。確かに浦和レッズはJリーグでも有数の人気クラブではありますが、これでは巨人軍人気に頼ってきたプロ野球と一緒。

もう一歩踏み込んだスポーツ報道の在り方に挑戦していかない限り、日本スポーツ界の体質はいつまで経っても変わらない気がします。

と、ちょっとマスコミ批判をしつつも、今日は最高に俗っぽいデータについて調べてみようと思います。

J1リーグも残り7節。現在首位を独走しつつある鹿島アントラーズに川崎フロンターレ、柏レイソルが追いすがっている構図になっていますが、過去5年のJ1リーグでは最終7節における上位陣の順位変動がどうなっていったのか?

お暇つぶしにどうぞ。。

2012シーズン J1リーグ 優勝サンフレッチェ広島

ガンバ大阪が最終順位17位となって、J2への降格が決まったシーズンですね。

サンフレッチェ広島が優勝したっていう事実より、こっちの方が衝撃的だった印象があります。

このシーズンにおける第27節終了時の順位は

  1. サンフレッチェ広島(54)
  2. ベガルタ仙台 (48)
  3. 浦和レッズ  (48)
  4. ジュビロ磐田  (42)
  5. サガン鳥栖  (40)

サンフレッチェ広島が頭2つくらい抜け出て、それをベガルタ仙台と浦和レッズが同勝点で追いかける展開。4位ジュビロ磐田と5位サガン鳥栖は数字上の可能性はあるものの、首位と勝点12以上の差がついています。

では、最終節終了時の順位行きます。

  1. サンフレッチェ広島(64)→
  2. ベガルタ仙台(57)→
  3. 浦和レッズ(55)→
  4. 横浜F・マリノス(53)↑
  5. サガン鳥栖(53)→

サンフレッチェ広島が終盤3節に一気に加速、2位ベガルタ仙台、3位浦和レッズを完全に振り切った形ですね。ベガルタ仙台は29節~30節で一旦は首位に並んでいただけに、惜しいシーズンでした。

2013シーズン J1リーグ 優勝サンフレッチェ広島

Jリーグが創設20周年を迎えた記念すべきシーズンです。

サンフレッチェ広島が2連覇を成し遂げました。

このシーズンにおける第27節終了時の順位は

  1. 横浜・マリノス(52)
  2. サンフレッチェ広島(50)
  3. 浦和レッズ(48)
  4. 鹿島アントラーズ(47)
  5. FC東京(44)

2012シーズンと比べると混戦ですね。1位~4位までが勝点5差の中におさまっています。全体的に積み上げられた勝点も低い感じがします。

では、最終節終了時の順位行きます。

  1. サンフレッチェ広島(63)↑
  2. 横浜・マリノス(62)↓
  3. 川崎フロンターレ(60)↑
  4. セレッソ大阪(59)↑
  5. 鹿島アントラーズ(59)↓

前年に続き、残り2節でサンフレッチェ広島が加速し、足踏みするライバルを横目に優勝をもぎ取りました。27節時点では勝点42だった川崎フロンターレの猛追も印象的です。

2014シーズン J1リーグ 優勝ガンバ大阪

J2から昇格したガンバ大阪が、そのまま一気に優勝したシーズンですね。この年のガンバ大阪は天皇杯もナビスコカップも獲っています。昇格即三冠です。すげえ!

このシーズンにおける第27節終了時の順位は

  1. 浦和レッズ(56)
  2. ガンバ大阪(49)
  3. 鹿島アントラーズ(49)
  4. 川崎フロンターレ(48)
  5. サガン鳥栖(47)

浦和レッズが頭2つ抜け出し、それをガンバ大阪、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、サガン鳥栖の4チームが追いかけている展開。この段階では優勝争いというよりは、上位3位を巡った争いという印象です。

では、最終節終了時の順位行きます。

  1. ガンバ大阪(63)↑
  2. 浦和レッズ(62)↓
  3. 鹿島アントラーズ(60)→
  4. 柏レイソル(60)↑
  5. サガン鳥栖(60)→

浦和レッズが前シーズン以上の大失速で、ガンバ大阪に最終節でかわされました。ちなみに柏レイソルは第27節時点で勝点39の8位でした。そこから怒涛の7連勝したんですねぇ!!

2015シーズン J1リーグ 年間1位サンフレッチェ広島

2015~2016シーズンは悪名高い「2シーズン制」で行われたので、年間勝点の順位を参考にしようと思います。

このシーズンにおける第27節終了時の順位は

  1. サンフレッチェ広島(58)
  2. 浦和レッズ(58)
  3. FC東京(53)
  4. ガンバ大阪(50)
  5. 鹿島アントラーズ(44)

サンフレッチェ広島と浦和レッズが2強となって、それをFC東京、ガンバ大阪が追いかけている構図です。鹿島アントラーズはこの時点で首位と勝点差14ですから、ちょっとノーチャンスでしょうか。

では、最終節終了時の順位行きます。

  1. サンフレッチェ広島(74)→
  2. 浦和レッズ(72)→
  3. ガンバ大阪(63)↑
  4. FC東京(63)↓
  5. 鹿島アントラーズ(59)→

27節時点での2強の勢いは止まらず、3位以下のチームを大きく引き離して1位争いをした結果、サンフレッチェ広島がデッドヒートを制しています。

ちなみにこのシーズンのチャンピオンシップ進出チームは、年間勝点上位3チームが進出でき、しかも年間勝点1位のサンフレッチェ広島が優勝したので、この仕組みが持つ根本的な問題点があまり露呈されずに済みました。

2016シーズン J1リーグ 年間1位浦和レッズ

いろいろと物議をかもしたシーズンですね。スタジアムに集まるファン、サポーターが結果として軽視された酷いシーズンだったと思います。

このシーズンにおける第27節終了時の順位は

  1. 川崎フロンターレ(60)
  2. 浦和レッズ(55)
  3. 鹿島アントラーズ(53)
  4. サンフレッチェ広島(46)
  5. ガンバ大阪(44)

川崎フロンターレが頭1.5ほど抜け出し、それを浦和レッズ、鹿島アントラーズが追いかけている展開。ご存知の通り、鹿島アントラーズは1stステージ覇者です。

では、最終節終了時の順位行きます。

  1. 浦和レッズ(74)↑
  2. 川崎フロンターレ(72)↑
  3. 鹿島アントラーズ(59)→
  4. ガンバ大阪(58)↑
  5. 大宮アルディージャ(56)↑

「終盤に失速する」イメージが付きつつあった浦和レッズが、それを払拭する連勝で川崎フロンターレをかわし、見事年間勝点1位に。1stステージ覇者の鹿島アントラーズは、27節時点から勝点6しか積み上げられず、最終勝点では首位と15差も空けられてます。5勝分です。5勝分!

しかし、昨年度J1リーグ優勝は鹿島アントラーズの手に。

納得していたのは、鹿島サポーターだけでしたよね。

今シーズン27節終了時順位・勝点を確認!

  1. 鹿島アントラーズ(61)
  2. 川崎フロンターレ(53)
  3. 柏レイソル(53)
  4. セレッソ大阪(48)
  5. 横浜・マリノス(48)

前節もアディショナルタイムで逆転勝利するなど、「鹿島負けねえな」というのが、ここまでの印象。

ただ、過去5年のデータを見てみても、まだまだ順位変動が起きてもおかしくない範囲の勝点差ですよね。

終盤戦となれば、残留争いしているチームも必死ですから全く油断は出来ませんし、逆に優勝争いしているチームが大失速してしまうケースもありました。

私もこんなキリキリ、ワクワクする気持ちでJリーグ見るのは初めてですし、思いっきり楽しもう!とも思っています。

まずは、今週末のヴァンフォーレ甲府戦。

日立台でのリーグ戦も残り4戦か、、、寂しいな。。。

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