
こんにちは!ラーテルです。
9月9日のJリーグ再開が待ち遠しい今日この頃ですが、今回は8月の柏レイソル好調を支え今後もおおいに期待がかかるハモン・ロペス選手について書いてみたいと思います。
8月13日のアウェイ・清水エスパルス戦以来、先発出場が続いているハモン・ロペス選手。
それまでは怪我などもあってなかなか出場機会に恵まれず、レイソルサポーターをやきもきさせていましたが、徐々にチームにもフィットしレイソルの好調へ大きく貢献しています。
昨シーズン、ベガルタ仙台で二桁得点している印象が強いだけに、レイソルサポーターの総意として
「早くゴールして!ハモン!」が合言葉のようになってきています。
ただ、「ちょっと待てよ。よく考えたらハモンがベガルタに来る前にどんなプレーしてたのか知らないな。」
そう思ってしまいました。ウクライナでプレーしていたことくらいは知っているのですが、どんなプレーをしていたのかまでは知りません。
そんな思いから、ハモン・ロペス選手が日本に来る前の時代のプレーについて調べてみました!
ついに本領発揮…「非常に良い状態」のハモン・ロペスが逆転優勝への鍵を握る[ニュース] https://t.co/WfoNdvW2Bz pic.twitter.com/ouVMbih6mA
— デジサカ⚽️ (@digital_soccer) September 2, 2017
ハモン・ロペス その経歴をいったん確認!
- ハモン・ロペス・デ・フレイタス (Ramon Lopes de Freitas)
- 1989年8月7日生まれ(28歳)
- ブラジル ミナスジェライス州ベロオリゾンデ出身
- 身長 185cm 体重 79㎏
【ユース】
- 2007 フルミネンセFC
- 2008 クルゼイロEC
【クラブ】
- 2009~2013 ヴォリン・ルーツィク(ウクライナ)
- 2013 レフスキ・ソフィア(ブルガリア)
- 2013~2014 ヴォリン・ルーツィク(ウクライナ)
- 2014~2016 ベガルタ仙台
- 2017~ 柏レイソル
プロ通算 178試合出場 32得点(リーグ戦 156試合出場 27得点)
ここんとこ調子良いから、そろそろゴールに期待⚽️✨#柏レイソル #reysol #ハモンロペス pic.twitter.com/y8WdcggWLH
— てつ (@kantoku_tk) August 17, 2017
ハモン・ロペス ウクライナではあんまりゴールしてない!
ハモン・ロペス選手の経歴をよく見てみると、ウクライナでは13ゴール挙げています。(ブルガリアでは3試合出場ノーゴール)
そして、ヴォリン・ルーツィクでプレーし始めた2008/09シーズン、クラブはウクライナの2部リーグに所属。
ハモン・ロペス選手がヴォリン・ルーツィクで最も多く試合に出場した2009/10シーズンに2部で2位となり1部リーグ(ウクライナ・プレミアリーグ)へ昇格しています。
クラブの1部昇格後、ハモン・ロペス選手の出場機会はグッと減り、2011/12シーズンに19試合出場したのが最高。
ウクライナ・プレミアリーグは12クラブによる2回戦総当りのあと、上位6クラブが2回戦総当たりでチャンピオンシップラウンドを行うというレギュレーションなので、そのシーズンの成績によってクラブごとの試合数が変わってくるのですが、ハモン・ロペス選手がヴォリン・ルーツィクに在籍した時期は30試合前後のリーグ年間試合数でしたので、いい時で60%、よくない時で25%くらいの試合出場率だったことが分かりました。
こうした情報を受け、改めてそのゴール数。
ヴォリン・ルーツィクでのリーグ戦通算9ゴール(在籍6シーズン)
少ない。。。。
プロ選手としてのキャリアスタートがヴォリン・ルーツィクだったことを差し引きして、試合出場の少なさに目をつむるとしても、ベガルタ仙台で2桁ゴールをしたハモン・ロペス選手のイメージとは大きくかけ離れたゴール数と言えますよね。
ハモン・ロペス ベガルタ仙台時代が「確変」だった?
ウクライナ時代に6シーズンで9ゴールだったハモン・ロペス選手。
それがベガルタ仙台では3シーズンで18ゴールですから、単純に計算するとウクライナ時代の4倍のペースでゴールしたことになります。
もしかして、現在柏レイソルでゴール出来ていないハモンが本当のハモン?ベガルタ仙台時代が「確変」だったのでは?
そんな不安がよぎります。
ただ、これはちょっと違うかなと、ヴォリン・ルーツィク時代のハモン・ロペス選手プレー動画を見て思いました。
「ハモンはストライカーじゃない。ハモンはチャンスメーカーなんだ!」
ハモン・ロペス 期待すべきはドリブルからのチャンスメーク!
私たちは少し欲張りすぎたのかも知れません。
「ハモンはきっとベガルタ仙台時代のように沢山ゴールを決めてくれる」と。
今回、ハモン・ロペス選手の経歴をウクライナ時代までさかのぼって分かりました。
「ハモンのゴールを必要以上に期待しちゃいけない」
清水エスパルス戦で見せたクリスティアーノ選手へのロングスルーパス。新潟戦では左サイドを再三切り裂いてチャンスメークしました。
これこそがハモン・ロペス選手の真骨頂なんです。きっと
柏レイソルにはクリスティアーノという何でも出来ちゃう優秀なブラジル人選手がいるので、ハモンにもついついそれと同等の活躍を期待してしまう。そして、どうしても物足りなく感じてしまう。
でも、ハモンはハモン。それ以上でもそれ以下でもない。
8月に見せてくれたようなプレーを今後も続けてくれればそれで「充分」と思うことにしました。
ハモン・ロペス 優しい男よ吠えてくれ!
https://twitter.com/namikiken/status/889388549505548289
ハモン・ロペス選手は、両腕・両脚にちょっと引くくらいタトゥーが入りまくってますが、練習後のファンサービスの時などは本当に穏やかで優しい対応をしてくれる選手です。
クリスティアーノ選手やディエゴ・オリベイラ選手が比較的感情豊かな分、ハモン・ロペス選手は寡黙なイメージもありますよね。
で、46のおっちゃんが言うと少々キモいですが、「ハモンの瞳すげえ魅力的」なんですよね。
何か、放っておけないような瞳してるんですよ。その上「ハモンすごくいい匂いする」んです。多分musk系の香水だと思うのですが、練習後なのにいい匂いプンプンさせてるんです。
そんなハモン・ロペス選手だけに、柏熱地帯をあおって吠える姿を見るとこっちも燃えてくるんですよね。
これからももっともっと吠えて、私たちを熱くさせるプレーを見せて欲しいですね!
ハモン・ロペス選手頑張れ!